最初の作品、流水ブレスレットの同シリーズ。
もう一度あのブレスレットのようなものを作りたくて、制作しました。水がサラサラと流れる小川に、一枚、二枚とおちる梅の花びらのイメージです。

梅は厳しい冬を耐え忍んで、薫り高い花を咲かせます。その花が開いたあとに、温かい春はやってきます。
また中国の故事「学問にはげむと梅が咲く」とあり、貴族の間で人気の紋様となりました。
また、菅原道真公が特に愛したことから梅は大人気となり梅紋様は庶民まで広がっていったといわれています。

厚みやボリュームはありながらも、流れるような曲線が繊細なブレスレットに仕上げました。