こんにちは。ジュエリー作家のYuca Moritaです。
先日の大阪は大雨。
久しぶりに1日振り続けました。
そして、風も強かった。
うちの父がせっせと面倒みている畑のお野菜たち。
倒れているものも少しはありましたが、ほとんど無事でした。
けっこうな風でしたが、植物の強さを感じます。
見えないところに根をしっかり張って、茎一本で支えているんだからすごいな~と感心します。
たまに午前中に畑仕事を手伝いますが、
植物の力などを感じて無心になれるのがとても気持ちいいです。
今回はリフレッシュに色鉛筆画のお話です。
色鉛筆アート「オレンジ」
オレンジの香りは届くかな?
スパっと切った時の、甘酸っぱい香り。
思わず口の中に唾液がでてくるようなフレッシュな香り。
色鉛筆画教室で生徒さんと一緒に描きました。
今回の題材は、買ってきたものです。
が、畑を手伝うようになってより実が実るときの力強さを感じます。
ヘタ一点でこのずっしりした果実を支え、中心軸から膨らんでいくエネルギーを感じ、
実りの様子を想像するとよく落ちずに育ったね~と頭が下がります。
そんな妄想を膨らませながら描くと楽しいですね。
絵のポイント
今回はオレンジの皮の厚みやぶつぶつ感と、実のみずみずしさの描き分けをしたくて切ってみました。
一つのオレンジの中でどういう色分けをしようかの工夫をしました。
最近気を付けているのは、暗くなりすぎない。
光を意識することです。
見本より一段階明るめ、光を強めに描きます。
目指すは「かわいいイメージ」です!
皮は黄色、黄緑よりのオレンジで
果実はさらに赤、マゼンダ、紫を入れたオレンジで描きました。
果実は果汁がこぼれるほどみずみずしいので光を強めに入れました。
オレンジの下塗り
大体のアウトラインと、接地面を決め、色を入れていきます。
黄、レモンイエロー、黄緑をベースに色を付けます。
影の部分、皮の凹凸、果実の小部屋の造りに合わせた凹凸などを
赤、オレンジを中心に入れていきます。
ヘタ部分の力がかかっているところの描写を丁寧に。
ここから膨らんでいった跡が辿れそうですね。
マゼンダ、赤紫で果実の透明感がでるように陰影をつけていきました。
ブラッドオレンジではないので、実際はもう少しオレンジ寄りの色味だと思います。
しかし!光が当たらない陰部分に安易に黒や茶色を使うと、絵が渋くなるんです…
ここら辺の色のチョイスが、色鉛筆画の面白いところ!
私はモチーフをよくみて、少しでも感じる色を選ぶようにしています。
しかも!
最後にメインカラーでささっと塗ってしまえば、落ち着いてしまうんですわ!これが!!
あと、影は丁寧に描きましょう。
なんというか、影を描くというよりテーブル面を描く意識をすると接地面や空間が見えてきます。
これ、けっこう大事!
まとめ
色鉛筆画に関しては、とりあえず自分だけのものなので、好きに描きましょう!
実物そっくりに描くもよしですが、自分の好きなように変えられるのが、写真とはちがう絵のいいところ。
都合悪いとこは消してしまってもいい。
絵はとりあえず自分のものなので、ご自分が満足いくように描きましょう!
使いたい色を使ってみればいいと思います。
そのうち描くことが楽しくなれば、もうこっちのもんです!
一緒に描いてみたい人はお教室で一緒にやりましょう!
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